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院長挨拶

聖ヶ丘病院院長 石原扶美武

 当院は、がん免疫療法を中心として行う医療法人社団珠光会の関連病院として、1990年に多摩市連光寺の地に開設されました。

 私が大学を卒業して医者となった当時(1970~1980年代)は、人間の免疫に関する研究は細胞やウイルスなど感染症を目的とするものが主流であり、がんの予防・治療に対するワクチンや免疫治療という概念はほとんど注目されていませんでした。
私達珠光会のグループは、その頃からハスミワクチンを中心としたがんに対する免疫療法を行ってきましたが、免疫機能に適切な薬剤などを加えれば、がんの予防・治療に本来の力を発揮することが近年ようやく認められ、その有効性や重要性が注目されるようになってきています。

 当院は、がんの診断・治療はもちろんのこと、患者様とご家族のための緩和ケア病棟の充実にも力を入れております。また地域の住民の方々のかかりつけ医として、皆様の医療を担う病院としても各種医療機器の充実を図り、予防医学としての人間ドックも行ってきました。
1999年に介護老人保健施設聖の郷が併設されて以降、高齢者医療に対しても連携し診療に当たっています。

 聖ヶ丘病院は、今後も「患者様」という一人の人間と向き合い対話するという根本の姿勢を大切にし、「患者・家族・医療スタッフ-3つの心が響き合う医療」を目指して診療を行っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

聖ヶ丘病院院長
石原 扶美武