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新しい痔の手術(PPH法)について

当院では内外痔核に対して主に PPH法という手術を行っております。PPH法とは Procedure for Prolapse and Hemorrhoidsの略称であり、1990年代初期にヨーロッパで開発されました。全世界で既に約 65万人がこの治療を受けています。

一般的な痔核切除術と比較すると術後の痛みが非常に少なく、入院日数が短くすることが可能です。当院では3泊4日の入院で施行可能です。 従来の手術とは異なり、病巣部である痔核を切除やえぐり取ることはしないので、痛みを感じる神経のある 肛門上皮 や皮膚を傷つけません。そのため術後の痛みは少なく、術後も目に見える肛門部位にまったく傷がつかず綺麗に仕上がります。

PPH法は痔核の手術のなかで最も優れている方法と考えられていますが、以前は保険適応がなく高額でしたが、現在は保険適応となり費用も安価となりました。手術時間も短く術後より食事摂取も可能であり、翌日には歩行も可能で入浴も可能なため痔で悩まれている方はぜひ検討してみては如何でしょうか。

問い合わせは総合診療科までお願いいたします。